参加者:吉竹 滝谷 小林 赤沼 遠藤 佐久間 藤原 越智 沼口
合宿1日目 8/4 旭川〜上川 上川ファミリーオートキャンプ場
今日は楽しい合宿1日目、まずは余談から。
早朝輪行してきた赤沼(以下ぬまっち)、滝谷、藤原(以下みほみほ)は旭川駅で吉竹(以下王子←これ重要)、越智と合流し、げそ丼を食べに行くことになった。しかし、店はまだ開いていなかったのでとりあえず旭川の道の駅へ向かうことにした。すると向かい側の郵便局に見たことのある人影が……。なんと遠藤(以下DO)、と佐久間(以下さっく)だった。さっくは力士を見て、写真を撮ってもらったらしくご機嫌だった。その後、げそ丼を食べ終え、午後0時、無事全員集合した。しかし、直毅氏は既にいっぱいいっぱいだった。そして集合写真をとろうとしたところ沼口くんが何かを持ってきた。なんと三脚だ。さすが沼口君…。
集合写真を撮り終え、やっと2004年度の合宿がスタート!うちの班はぬまっち、滝谷、おっちー、さっく。長い旭川の中を抜け、当麻の道の駅ですいかソフトジャンをしつつ、ひたすら39号を走り、比布、愛別を抜け、バッタに負けることなく上川町へ。アイスパビリオンに行こうとしたが高かったのと客引きが激しいので入るのを止めた。俺は“天使のわけまえ”というアイスを食べた。ウィスキー味だった。
キャンプ場に着くと直毅氏は具合の悪さを訴えソロテンで寝ることに。そりゃ、あんな自走の仕方じゃ…。さっさと食事の支度を済ませ、温泉へ。しかしそこは温泉ではなく普通の銭湯だった。贅沢は言っていられないからいいんですけど…。鶴の湯を出ると既に辺りは真っ暗だった。夕食を食べ終えると各自やりたいことをして1日目は終了した。 【滝谷】
合宿2日目 8/5 上川〜遠軽 太陽の丘遠軽公園キャンプ場
2日目です。朝食は…なんだったかな?今日の道は何もないので上川の町で買出ししてから出発した。滝上の分岐まで走る。マジで何も無い。休憩をして北見峠を登る。北見にきたみたい。頂上には裸族と看板の前では見知らぬオッサンが現れた。オッサンは「あんたらの写真をHPに載せるよ」とか言っていた。素性は忘れた。連カーブを下り、白滝の道の駅で昼食。沼口は自前の火気で湯を沸かしカップラーメンを作っていた。丸瀬布の道の駅にも入り遠軽に入る。テントを張り銭湯に行く。ここの銭湯では少しイイコトがあった。ジンギスカンらしきものを食べて就寝。今日は連日と同じように良く晴れ、目茶苦茶に暑かった。寝てる間にはこの合宿唯一の雨が降った。 【直毅】

合宿3日目 8/6 遠軽〜網走 呼人浦キャンプ場
今日も距離が長い・・ってことで、それが気になって、心配であんまり眠れなかった。でも気合で走らなきゃ!まだ3日目だもんね。気合を入れるために、先頭を走ることにした。近道をしたから、意外と早く道の駅湧別に着いた。サロマ湖を左手に眺めながら走ることが、実は私の夢の1つだったから、気持ちよかった~幸せだよ~☆そして、幸せは続く・・道の駅サロマは、食べ物の宝庫だった!みんな1000円以上を普通に使ってた。アイスジャンでなおきさんが5人分払ってて苦しそう。。そして、おっちーはバイト(地鶏)のお姉さんを・・・・・・・・ナンパ!?あぁ・・おっちー・・。あれ・!!充さん!?あぁ、主将まで地鶏のお姉さんに心を奪われるなんて・・。かわいそうに、みんな暑さで心が沸騰しちゃったんだね。
正気に戻った充さんから「ワッカの水を飲みに行こう!」との提案が。ちょっと遠回りになるけれど、私の班は水を求めて砂州を走った。左がサロマ湖、右がオホーツク海に挟まれて、美しかったよ〜。やっぱり海のほうが青いんだね。ワッカの水おいしい!おっちーは頭から水をかぶってた。私もやろうと思ったら、水が出ない・・。もしや・・枯れた!??水は大切にー。
その後、待ちに待った”呼人アタック”が始まる予定だったのだけど、前の班になかなか追いつかない。このままじゃやばいってことで、私の班5人は追い抜き走開始!!4人を抜くときの速度は時速30キロ近く出てた。部活だな~合宿だな~って実感したよ。追い抜き走好きだなぁ☆そして、前の半に追いついた。いつアタックの合図があるのか?みんなぴったりくっついていておもしろかった。私ももっと体力があれば・・と思いながらみんなの背中を見送った。さっくが1位だったみたい!!おめでとう!!!
キャンプ場は網走湖の夕日がきれいだった。・・のだけど、あまり見惚れてると、あ〜〜〜〜やられた。蚊に。かゆいかゆい。かゆいかゆい。 【藤原】
合宿4日目 8/7 網走〜和琴 和琴半島公共キャンプ場
かゆくて目が覚めた。蚊がすごかった。それはさて置いて、この日は美幌峠越えの日だった。朝からうだる暑さにめげながら、女満別空港に行った。アスファルトの照り返しが痛い!空港へ近づくにつれて、飛行機が爆音鳴らして飛んでいく姿が凛々しかった。後はひたすら峠に向かって前進するだけ。途中暑さにへばって小学校で一休み。ここの水はスゲェー冷たくて、んまかった!元気が出た僕は、ひたすらこぎ続けた。だんだん坂道になっていき、民家も無くなりいよいよ攻めるときが来た。古田の背番号27の赤沼さんに付いて行くのがやっとだった。道の隅には熊出没の立て札があってマジびびった。さっくの後ろの滝谷さんが、かなりへばっていた。頂上まであと少しの所で、後ろからこの日の主人公、Doさんがやって来て笑顔で抜いていった。マジかよ!ってデジカメのシャッターをおもわず押していた。頂上の見晴らしは、チョー気持ちー!皆爽やかすぎるほど笑顔が輝いていた。残りは下るだけ。意気揚々と蛇行を繰り返す。
和琴半島のキャンプ場に着くと何やらスッタモンダが始まっていた。そう、スズメバチの巣にメチャ近い場所に、Doさんがルイガノを置いてしまったのである。ルイガノの頭上には興奮した奴等がウヨウヨ飛んでいた。Doさんは何を血迷ったのか、スズメバチが最も天敵とする熊の色である黒に近い紺色のジャージを手に、闘牛士の如く向かって行ったのである。しかもすでに右手の二の腕辺りにくっ付いているそいつに気づかないで。案の定というか、当たり前の様にヤツに打ち込まれてしまったDoさんは、やはり痛がった。充さんがマジでDoさんを説教した。その後は本人が一番知っているので、この話はここまでとします。充さんとDoさんが病院へ救急車で運ばれて、残りの僕らは仕方が無いので晩飯にした。この日の飲みは皆勢いがなかった。
Doさんあなたの悪運に乾杯! 【沼口】
合宿5日目 8/8 連泊 〜Doの過ごし方〜
昨日、スズメバチに刺されたという、精神的+肉体的ショックのせいでこの日はずっと引きこもっていました…。って残念ーっ!!そんな無駄な時間は過ごしません。朝6時に起きて川湯温泉の方へ行く。そこで足湯に入る。フレッシュ!それから硫黄山を見て、峠を越えて神の子池を目指す。タイヤの縦振れに気づいたが先を目指す。入り口に到着。2kmのダート登り。少し登ったらスポークが折れた。神の子池は神秘的なエメラルドブルーの色をしていて、底から水が湧き出ているのが見えて感動した。それから裏摩周湖展望台へ行った。残り3kmの登りはきつかった。天気もよく霧などがかかっていなくて景色はよかった。帰ろうと出発して、よそ見をしていたら路肩にチャリごと落ちた。恥ずかしかった。下りでまたスポークが折れた。弟子屈の町へ戻ってきたら、喫茶店に見慣れたチャリ2台が止まっていた。電話しても出ないので思い切って突入。中には沼っちと充がまったりしていた。その後は充とコタンの露天風呂に入った後、三香温泉に入ってキャンプ場に戻りました。夜はみんなで流れ星を見て感動しましたとさ。
【遠藤】
合宿6日目 8/9 和琴〜茅沼 シラルトロ湖キャンプ場
さあ今日も走るぞーとハリキリ、Doさんの後ろでひたすら今日の目的地であるシラルトロ湖を目指して走っているとDoさんのタイヤがぐにゃぐにゃになったと思った瞬間、Doさんの一言「あ〜、スポーク折れてる〜」みんなが一時ストップしていたが標茶の町まで走ることになった。標茶の町についてDoさんはチャリ屋を探しに行き、自分達は標茶駅で1時間くらい休憩に入った。
充さんが自由時間だといったので迷わず標茶の町中を流れる釧路川で釣り糸をたらすことにした。ピクリともこなかった。1時間がたち、みんなでDoさんが探し当てたというチャリ屋に直行することになった。チャリ屋に着くとなんとそこは電気屋さん!「だしぬかれた」と思った。が、しかしそこの店主に話を聞いてみると元々は自転車屋だったらしい。訳があり電気屋になってしまったらしい。が、感心なメカニックは外出中らしい。僕らはDoさんのスポークを直さない限り前に進めないので、伝説の自転車技術者(メカニック)を待つことにした。すると道を歩く1人の少女、いや1人のおばさんがついに僕達の横を通りすがっていった。なんとそのおばちゃんがDoさんのスポークを直してくれるらしい。みんなは疑った。このおばちゃんは果たして完璧にDoさんのスポークを仕立て上げることができるのかと。「人は見た目じゃない」まさにこのおばちゃんにふさわしい言葉だった。Doさんのスポークを完璧に直してしまったのだ。しかも修理代はタダときた。Doさんと充さんは感謝の顔で満ち溢れていた。
さあ失うものは何も無い、前へ進もう!と思った時また猫。シラルトロ湖に着くと看板になんか色々と書いてある。よく見てみると「え〜と、キャンプ場での飲水はコイヘルペスにより禁止!」ということで、いちいち水を運びにみんなひいひい言いながら頑張った。このとき私達はコイヘルペスというか猫ヘルペスだったような気がする。 【越智】
合宿7日目 8/10 茅沼〜厚岸 筑紫恋キャンプ場
苦戦したシラルトロ湖キャンプ場を後にして、厚岸へ向かった。道道のアップダウンを過ぎると「ここで休憩しなさい」言わんばかりのところに充さんおすすめの喫茶店があった。絵本に出てくるような風景とマッチした喫茶店だった。ほんとに美しく、心休まる風景で時間を忘れていつまでもここにいたいと思うとこだった。喫茶店は「夢風舎」という名前だ。厚岸に結構長いこと住んでいたけど、ここにこんな良い喫茶店があるのは知らなかった。天気も良かったので気持ち良かった。ハニートーストを食べておいしかったので、実家に帰ったときにまた来ようと思う。みんなもまた来て欲しい。実家にも寄ってカキフライとエビを食べた。おいしかった。牡蠣を食べるのも、海老を食べるのも久しぶりだったがおいしかった。ゴールデンウィークに実家に帰ったときはまだ改築途中だったので、改築が終わって、完成した家を見るのが初めてだったが、家が前よりきれいになっていてよかった。実家を離れた高校のときから、厚岸に帰ってくるときはいつもわくわくや、ドキドキしたけど、今回はいつもと違ってなんか照れくさい感じがした。夜は海が近いこともあって寒かった。久しぶりに来ると厚岸も良いところだと思う。みんなはどう思ったかわかんないけど、良いと思ったならまた厚岸に来て欲しいと思う。良いと思うよ。 【佐久間】
合宿8日目 8/11 厚岸〜霧多布 きりたっぷ岬キャンプ場
昨日、さっくの家に行っていない班員が「さっくの家に行きたい」なんて言い出したので今日はさっくをあちらの班に無償トレードしただけの構成になった。どうでもいい話だが、「さっくの“家”」よりも「さっくの家で“牡蠣”」の方が強かったはずだ、間違いない。
今日のコースはそれは非常にきれいな景色にやられてしまう、はずだったのだが晴れ男の越智を擁しているにもかかわらずどんよりとした曇り空、ついていない…。霧多布まで距離が短いということもあり見るべき所は見てやろうということで、まずはかなりな坂を登って愛冠岬に行った。晴れてたら相当綺麗なんだろうなと思った同時に、夜になったらめちゃめちゃ怖いんだろうなと思った。
やっぱりそちらの名所らしい。次のポイント『あやめヶ原』は肌寒く、でかいアブにたじたじだった。この際名前にもなっているあやめがシーズン外れでまったく咲いていなかったことには一切触れてはいけない。次に着いた『琵琶瀬展望台』も本来なら綺麗な景色が広がるところだが、この文章の流れからそれがどうであったか推測していただこう。打ちひしがれた4人を暖かく出迎えてくれたのは売店のおばちゃんだった。否、暖かいどころではない。暑苦しいほどでそれは商売人の心を垣間見たほどだった。コバさんのお父様がいらっしゃるという霧多布高校を横目に漁港へ行った。越智が「今日の晩飯釣りますよ」と言ったか言わないか忘れたが、とにかく彼は張り切っていた。だけど結果は空回りだった。この合宿中間違いなくトップの温泉(注:充基準)につかり、ただで牛乳を飲み、飯を食い、沼口っちゃんが裏口っちゃんに変身した夜は更けていきましたとさ。【吉竹】
合宿9日目 8/12 霧多布〜根室 明治公園
朝は米が足りず6合しか炊けないので、セイコマに寄ってから出発。国道44号に出て、ファームデザインズに寄ったが定休日だった。運が悪い。根室のカントリーサインで写真を撮り終えた後、充がトイレに行きたいらしく先に行った。彼のお尻からは少し何かがもれているように見えた!?(充注:人としての一線は越えてませんから 笑) 厚床の小学校に寄ってもらった。ここは去年、僕がこっそりとテントを張って寝た場所だからだ。ここで鉄棒やブランコをして楽しんだ。そして根室の道の駅に到着。もう1班とまったり休憩した。根室の駅に着いたら、さっくが用事があるということで帰宅。それからどこでキャンプをするか公園を探し、明治公園に決まった。それからお風呂に入って、夕飯の材料を買いに行った。最終日の夜ということでジンギスカンに決定。おいしかったです。そして飲みの時にテントの方で人魂+人影が…。誰かいたずらしてるのかと思い、何人かが走っていきました。そしたら4年生たちでした。それとなるさんも。そういえば直毅君がやけに携帯電話をいじっていたなぁと後から気付きました。ナリアツさんがコップじゃなく、漏斗でお酒を飲むという新しい飲み方を披露し、とても盛り上がりました。毎晩夜お酒を飲んでいたおっちーと沼口君はこの日も夜中まで(3時過ぎ)まで飲んでいたので、元気があるなぁと思いました。明日はいよいよ最終日です。 【遠藤】
合宿10日目 8/13 根室〜納沙布岬
最終日である。2004年8月4日、旭川駅に集合した人たちがいた。
彼らは峠を越え、キャンプ場を踏み荒らし、温泉に入りまくった。
彼らは数々の苦難を味わった。最終日目前の佐久間の離脱(厚岸帰還)、
遠藤隼人のスポーク4本折り、遠藤隼人はスズメバチに刺された。
そんな彼らの最終日。朝、ほとんどのみんなが酔いつぶれていた。(両輪前日参照)
お酒の量が多かったのか? といわれれば、そこそこです。と答えるのだが、
なにせ、睡眠時間が足りなかった。
酒会のエンジンがかかったのが、0時ぐらいであり、就寝時間は真夜中の3時であった。
中には御飯を一口も食べられない人もいた。
そんな“うだうだ”の中、うだうだと御飯を食べて出発準備をした。
駆けつけていただいた4年生の方に、さよなら、と次げて納沙布岬に向かった。
4年生の方もテントでうだうだと寝ていた。
納沙布岬は、ライトな政治感の漂う町だった。(後日、それを周りに力説した。
共感してくれる人は少なかった。それは私、赤沼の勝手な主観かもしれないが…)
郵便局で団装などを送った。郵便局の方の親切な気持ちが暖かい。
この根室の土地から、一足先に旅立つ団装たち。感慨深かった。
再び自転車を漕ぐ。「納沙布岬まで残り4km」案内板が僕たちにゴールまでの道のりを告げる。
残り3km、残り2km、残り1km。数字がどんどん減っていく。かすかに見えていた灯台が、大きくなってくる。
風車が納沙布岬の風と一体化していた。
納沙布岬には、先に別れを告げた4年生の人たちが先にいた。
灯台や看板で写真をとった後、草むらで吉竹部長からの部員に対する言葉があった。
照れながら吉竹部長は言葉を慎重に選び、一言一言発していた。
また、その言葉を受ける部員たちも照れながら、一言一言をしっかりかみ締めた。
お疲れ様。ありがとう。よくやったね。そこで交わされる言葉は
最東端から刺さる太陽の光よりも、輝いていた。
赤沼から始まり、最後は遠藤隼人が締めた。遠藤隼人が絶叫した。
そこで、赤沼が前日から周到に計画していた吉竹部長ドッキリ胴上げ作戦が結構。
よし、の一声でみんなが吉竹部長を囲んだ。
そして胴上げした。わっしょいわっしょい。
吉竹部長はもういいよ、という。可愛くない奴だ、みんなで執拗に吉竹部長を胴上げした。
沼口くんの撮影したビデオをみんなで囲んで見た。
ここで吉竹部長のために真相を語ると、
赤沼→吉竹部長。部員に一言ずつ言わないか、と説得。
赤沼→その他の部員。吉竹部長が一言ずつ言っている間に、囲み、胴上げ。
という二重計画だったのです。吉竹部長ごめんね。でも…良かったでしょ?
みんなどうだった? 赤沼は感動したよ! 【赤沼】
To be continued
the next season…
|