合宿6日目。この日は連泊だけど、あまり遠くには行きたくなかったので砂湯、硫黄山、最後に温泉という順番で行った。俺とサトケンとみほみほさんというメンバーだ。走り始めてちょっとして合宿2日目から気になっていた「アブ」がきた。虫嫌いでさらに相手は毒持ちだ。そのため必要以上にアブを気にして走る羽目になる。他人からみたら間違いなく変な奴だったと思う。しばらくアブと格闘していると砂湯に着いた。自転車をその辺に置き、砂を掘った。しばらく掘っていると砂が湿ってきた。さらに掘っていくと水溜りのようになっていった。ある程度溜まってきたところで足を入れて一息つき、そして砂湯終了。すぐそばに貸しボートがあったのでそれで遊ぼうということになった。足漕ぎと手漕ぎがあったのだが、どうにも足漕ぎのほうが値が張るので手漕ぎのほうにすることにした。そのことをうけつけのおっちゃんにいうと、「手漕ぎは最近の子にはきついよ」的な発言をおっしゃられてきやがったので、「じゃあ手漕ぎで!!」ということになった。基本的にサトケンがボートを漕ぎ、俺がちょこっと漕ぐという感じだったのだが実際に漕いでみると、おっちゃんの言うこともわからないこともないがそれなりに楽しかった。

 次に硫黄山に向かった。途中からアブも減っていったので安心して行くことができた。コンビニで昼食を買い、硫黄山で食べた。硫黄山でおっさんが「たまごたまごたまごたまご〜」と言って売っていると聞いたので楽しみにしていたが、その時いたのは、通称「卑らしい兄ちゃん」だったので、それを聞くことはなかった。最後に温泉に入った。内風呂は極端に熱く外風呂は極端にぬるいと言うバランスの悪さだった。風呂から上がり、全員ロビーで就寝。あまり自分の中で寝ている感じはなかったのだが、聞くといびきをかいて寝ていたと言うことを知って驚いた。

 キャンプ場に戻り他の人達は何をしてたのかなどを聞いたりした。中でも親方と中山の壮絶な勝負はなかなかのものだった。そのあと土産屋からインスタントラーメンをかき集めて、全部鍋に放り込んで食べた。

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