題目の通り道場の紹介です なぜか札幌大学の学校案内誌には載っていませんが ちゃんと道場があります
大抵の大学の弓道場は敷地内の端にあるのが通常ですが、札大弓道場は校舎と校舎の間 敷地のど真ん中にあります

弓立て
道具入れです 1人に1つ割り当てられます
矢立て
休憩所(倉庫) カバンなどの荷物はここに
給湯室です ちゃんとコンロがあります
道内大学の弓道場でも珍しい8人立ちです
今の道場ができるまでには
様々な苦労があったそうです
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弓道場の紹介
 札大弓道部は昭和43年11月に誕生しました、一見すると比較的新しい部ですが北海道の大学の中ではそうでもありません。なぜこんな微妙な書き方をするかといえば争覇に初挑戦したのが昭和44年、第15回からのことで、その時点で九つの大学が存在しているからなのです。(ちなみに札幌大学が開学したのは昭和42年です)
 昭和43年といったら札幌市がまだ政令指定都市にもなっておらず、地下鉄もありませんでした。そして札大弓道部には道場が存在しませんでした。当時は体育館横の吹きさらしの中、火山灰の安土に六寸的をかけ初矢をしたそうです。すぐに学校側から要請により射場を体育館裏に移し(心なしか更に追いやられている気が…)、二日間4人がかりで射場を完成させました。
 かくして昭和44年、札大弓道部の初の試合、争覇に挑みました。まだ弓道衣も袴もなく、全員体育の時間に使うブルーのジャージを着て試合に挑み、他校から冷笑され、言いようの無い惨めさを感じたそうです。翌年は弓道衣と袴を揃え、北見で行われた地区大会で初の入賞を収めました。
 札大弓道部の幕開けは決して明るいものではなかったのです。
札幌大学弓道場について